CAMBRA むし歯予防に新提案

12月になり、早いもので今年も残すところ2週間ほどとなりました。

歯科医師の櫻庭浩之です。
本日はさくらば歯科医院で新たに取り入れたむし歯予防プログラムであるCAMBRAの紹介です。

 

歯科では治療における様々な技術が進歩し、歯や歯の一部を失っても、審美性の高い被せものやインプラントなどの人工物で補えるようになりました。しかしながら、機能や審美性が良いものは治療費が高額であり、かつ、いまだに自分の歯に勝る人工物は開発できていません。

 

そのため近年、歯科では自分の歯を守る、すなわち「予防」の重要性が見直されており、様々な予防プログラムが考案されております。

 

CAMBRAはCaries Management By Risk Assessmentの略語で、リスク評価に基づくむし歯管理法のことです。CAMBRAはアメリカのカルフォルニア大学サンフランシスコ校で歯学部長をされているフェザーストーン教授が考案した予防プログラムで、予防歯科の進んでいるアメリカの歯科大学65校中40校で正式採用されており、日本にも最近入ってきました。

 

さくらば歯科医院でも予防プログラムを取り入れるため、今年の9月にヨシダさん主催のCAMBRAのセミナーに私が参加して勉強してきました。

 

CAMBRAは既存の予防プログラムと比較してわかりやすく、リスク判定を行うとそのレベルに合わせた予防プログラムが決まっているため、何をどれくらいやればよいかが一目でわかるようになっております。
予防は続けることが大事です。続けていくにはしっかりと自分の現状と予防の必要性を理解しなければなりません。そのためのツールとしてCAMBRAは大変有効であると思います。

 

詳しくはさくらば歯科医院の予防歯科のページをご覧ください。

 

CAMBRAでむし歯を予防し、大切な自分の歯を守りましょう!

ルシェロ ホワイト

7月になっていよいよ暑くなってきましたね^^;

せめて口の中だけでもさっぱりとしたいものです。

そこで本日はおすすめのケア商品のご紹介です。

 

歯磨きペースト、GC社さんの「ルシェロ ホワイト」です。

 

GC white

 

この歯磨きペーストはテレビなど各メディアでも紹介されている人気商品で、茶渋、コーヒーやたばこのヤニなどのステイン(着色)を除去する効果が高いものです。

特徴

・弱アルカリ性で汚れをうかす
「ルシェロ歯みがきペースト ホワイト」は、弱アルカリ性。歯の表面に付着したステインを落としやすくします。

・歯よりやさしいLime粒子で汚れを落とす
歯質より軟らかくキメ細やかなLime粒子(清掃剤)を配合。高濃度に配合したLime粒子とブラッシングで落としにくいステインを除去します。

・PEG400で「やに」を落とす
薬用成分「ポリエチレングリコール(PEG)400」が、タバコの「やに」を溶解除去します。

・フッ素が再石灰化を促進
薬用成分「モノフルオロリン酸ナトリウム(フッ素)」950ppmが歯質の再石灰化を促進し、むし歯の発生と進行を予防します。

 
特に従来の研磨剤の代わりに清掃剤として歯質よりもやわらかいLime粒子を用いているため歯がすり減りにくいところが良いですね。

ステイン除去用の歯磨き粉・ペーストを用いている方にはステインを落とそうとして磨きすぎてしまい、歯磨き粉の中の研磨剤によって歯が削れて、知覚過敏症になってしまう方がいらっしゃいます。ルシェロホワイトならば知覚過敏になってしまうリスクを軽減できます。

 

また、ルシェロ ホワイトには発泡剤が入っていないという点も好印象です。

歯磨き時に歯磨き粉をつけすぎると発泡剤によって口の中が泡だらけになり、すぐにうがいしたくなります。また、口の中が泡だらけになることでブラシを当てていないにもかかわらず磨いた気になってしまい、結果としてブラッシング時間が短くなってしまいます。

ルシェロ ホワイトは必要以上に泡立ちませんのでしっかりと磨くことができるでしょう。

 

ルシェロ ホワイトはさくらば歯科医院受付にて販売中です。ぜひ皆さんもお試しください。

 

 

審美歯科セミナーに参加してきました。

プレミス

 

歯科医師の櫻庭浩之です。

 

東京で開催された高橋登先生のコンポジットレジンセミナーに参加して来ました。

 

白いプラスチックの詰め物であるコンポジットレジンは近年、技術の進歩が目覚ましく、よりすり減りにくく、色調も白さが長持ちするようになりました。
また、虫歯だけを削って詰めるため、被せもののように歯の全周を削らなくてすむのも大きな利点です。

 

このように様々な利点があるコンポジットレジンによる治療ですが難点が一つ。
術者のテクニックに左右されやすい、つまり難しいのです。

 

詰め物と歯との境界がわからないように色を合わせ、もともとの歯の形態を回復させる。形態には個人差がありますし、歯がすり減っていたりした場合はそれに併せて詰めなければなりません。そしてこれらの作業をすべて口の中で直接やらなくてはなりません。被せものを作る場合、模型上で様々な角度から眺めて形を決めていくことが可能ですが、口の中では制限があります。

 

今回のセミナーの講師である高橋先生はこの分野では大変有名な先生でそのテクニックは素晴らしく、今回のセミナーは技術向上のため大変参考になりました。

 

しっかりとトレーニングして日常の診療に生かしていきたいと思います。

ホームページ開設!

さくらば歯科医院のホームページを閲覧していただき、ありがとうございます。

H28年4月 さくらば歯科医院のホームページが開設されました。

各ページにはさくらば歯科医院に関する様々な情報が紹介されています。ぜひご覧ください。また今後随時アップデートしていく予定です。

こちらのブログのページではおすすめのケアグッズ紹介や歯科の話題に関することなどをアップしていく予定です。(なお休診情報などはトップページの「お知らせ」に記載する予定です。)

よろしくお願いいたします。

さくらば歯科医院

2016年4月14日 | カテゴリー : 日記 | 投稿者 : sakuraba